トレチノインを頭皮に塗ってみた
今日からトレチノインを使用して育毛していきたいと思います。
トレチノインは非常に強い薬なので、副作用などがひどい場合は中断することになるかも知れません。
しかし、今まで以上に育毛に効果が出る可能性もあるので頑張ってブログで報告していこうと思います。
まずは簡単にトレチノインについてご説明いたします。
トレチノインとは?
トレチノインはビタミンA誘導体の一種です。
トレチノインはレチノールの約100倍の薬理作用を持つと言われています。
もともとニキビやしみの治療薬としてアメリカで処方されていました。
トレチノインには強力な皮膚のターンオーバー促進作用があり、シワやシミの改善に使われます。
市販品の濃度は 0.01%~0.1% 程度であり、症状や体質に合わせて適切な濃度のものが処方されます。
トレチノイン塗布後、数日以内に皮膚表面の角質の著しい剥離が始まります。
これを繰り返すことで、皮膚が徐々に生まれ変わり、ニキビやシミ、シワが改善するとされます。
ただし、いきなり高濃度のものを塗布すると、副作用が強く出るので注意が必要です。
また、トレチノイン使用中は皮膚のバリア機能が低下するため、日焼け止め対策が必要です。
主に美容目的や肌トラブルの改善、治療に使われるのがトレチノインです。
トレチノインの育毛効果とは?
ここまで読んでいただいて、トレチノインで何故育毛に繋がるか疑問に思うと思います。
ここからはトレチノインの育毛効果についてお話します。
強力な皮膚のターンオーバーによる頭皮の再生
トレチノインの強力な皮膚のターンオーバー促進作用により、健康な頭皮に生まれ変わらせます。
さらに、トレチノインを塗布した場所はコラーゲンが増殖するため、厚みと弾力のある頭皮に変えます。
薄毛に悩まされている頭はカチカチで突っ張っていることが多くの症例で分かっています。
カチカチ頭皮を健康で厚みのある頭皮にし、発毛しやすい頭皮環境を作ります。
皮膚バリアを薄くすることで育毛剤の浸透率を上げる
トレチノインを塗布した場所は皮膚バリアが薄くなります。
普段の頭皮は皮膚バリアに守られていて、育毛剤の浸透率を下げてしまっています。
トレチノインを塗ったあとに育毛剤を使用することにより、育毛剤の効果を1最大限に発揮させます。
トレチノインの副作用について
トレチノインは非常に強い薬のため、患部が赤くなり、塗布後1週間程度で皮が剥けます。
これは新しい皮膚が再生されている証拠ですので、この反応は気にしなくて良い傾向だと思ってください。
ただ、血が滲んだり、ただれたり、痛みがひどい場合は中断して医師に相談しましょう。
また、トレチノイン塗布後は、紫外線が皮膚の中枢に直に当たってしまうため、
日中は帽子をかぶるなどの対策が必要です。
頭皮にトレチノイン塗布1日目
早速、本日からトレチノイン育毛を開始していきます。
まずは、お風呂できれいに頭を洗います。
その後、ドライヤーでしっかり乾かしてからトレチノインを塗布します。
トレチノイン塗布後にミノキシジル含有の育毛剤、フォリックスFR16を使用します。
トレチノインを頭皮に使用してみた感想としては、特に痒みや痛みなどはありません。
恐らく2、3日後にトレチノイン特有の皮膚への影響が現れると思います。
トレチノインの育毛効果と使用後の変化については、ブログで随時報告していきます。