40代男の育毛日記

薄毛末期から治療を始めて髪は蘇るのか?

フィナステリドとデュタステリドはどちらが効果的か?

AGAによる薄毛治療で、現在認可されている薬はフィナステリドとデュタステリドと2つあります。

どちらもAGA治療のガイドラインではA評価となっており、
どちらが薄毛に対してより効果的でしょうか?

フィナステリドとデュタステリドを徹底比較

フィナステリドは1997年にAGA治療薬として、日本で認可されています。

一方デュタステリドは2015年と最近になって認可されたAGA治療薬です。

まずはフィナステリドから見ていきましょう。


フィナステリドの効果


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2型5-α還元酵素を阻害して、テストステロンがDHTに転換されるのを抑制し、AGAによる脱毛を防ぎます。

主にⅡ型(頭頂部の薄毛)の脱毛に効果を発揮します。

プロペシアが有名ですが、ジェネリック医薬品を使用している方も大勢います。

AGAが発症したら、病院などではプロペシアの処方が一般的です。

国内の臨床試験では半年で48%、1年で58%、2年では68%、3年で78%と髪が増えたと報告されています。

また髪が増えるだけでなく、髪の質なども改善することも分かっています。

ただ薄毛が進行してくると、なかなかフィナステリドだけでの改善は難しくなってくるので、早めの対応が必要です。


デュタステリドの効果


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デュタステリドは、フィナステリドよりも後に認可されたAGA治療薬です。

その効果はフィナステリドがⅡ型だけに効果があるのに対し、
Ⅱ型はフィナステリドの約3倍効果があり、Ⅰ型(前頭部の薄毛)の脱毛にも効果を発揮します。

前頭部の薄毛は改善が難しいと言われており、
デュタステリドが認可されたことは大変心強く思います。


フィナステリドとデュタステリドはどちらを選ぶべきか?

AGAによる薄毛に、より効果を発揮すると思われるのは、今のところデュタステリドです。

しかし、フィナステリドよりデュタステリドの方が副作用の懸念が強い事や、
認可されて日が浅いため、臨床試験の面ではフィナステリドの方が安全であると言えます。

デュタステリドは、フィナステリドで効果を感じられない場合に使用するのがいいのではないでしょうか。

価格の面でもフィナステリドよりデュタステリドの方が高価です。

いずれにしても、この2つのAGA治療薬が基本で、
後は生活習慣の見直しや、外用のミノキシジル等を併用すれば薄毛改善の近道だと思います。